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 「NARUTO」の感想をブログの主題としています。今年の7月31日で、ブログ開設から2年となります。訪問して下さる皆様との距離を少しでも縮めることができるように頑張る所存です。

神の導き

 負傷兵の救出と遺体の処置に追われるカタロン中東基地。茫然と立ちつくすシーリンの前にクラウスが姿を現す。
 三年以上の期間を費やして、築き上げてきたものが一瞬にして崩壊したと嘆くクラウス。その憤りは、同志も同じでありSBへと向けられる。
 貴様たちが、ここの情報を漏らしたのか。
 そんなことはしていない。
 貴様らのせいだ!貴様らが仲間を殺した!銃を向けるカタロン構成員の手をジーン1が抑える。
 やめろ!こいつらは何もしてねぇ。
 分かるものか!
 信じろよ!
 けどよ、仲間が、さっきまで笑ってた奴がよぉ・・・涙する同志に復讐を誓うジーン1。
 一体、誰がアローズに・・・ティエリアの疑念はほどなく解ける。犯人を見つけ、追及する。
 何をした!
 ぼ、ぼくは・・・
 したんだな?
 誰だ君は?アローズのスパイか?
 違う!僕は・・・
 訳を話してもらうぞ、沙慈クロスロード。

 これが奴らのやり方か!
 アローズめ!
 光学迷彩を施したトレミーから、基地の惨状を見下ろすSBの面々。
 彼のために生まれ、彼のために死す・・その言葉を聞いた刹那ノリエガの瞳孔が大きく開かれる。

 彼のために生まれ、彼のために死す。それを運命というなら、抗うこと叶わず。見えない道を旅し、行き着く先にあるものは、命の終焉・・・それこそが神の導き。
 重傷を負いベッドで息を引き取った戦術予報士エミリオの手を握る若き日のノリエガ。過去の記憶と惨劇が重なり意識を失い倒れてしまう。そこに撤退したアローズの追撃が掛かるのだが・・・
 
 何という、何という愚かなことを!
 沙慈の頬を叩くティエリア。
 こんなことになるなんて思ってなかった・・・僕は、戦いから離れたかっただけで・・・こんなことに・・・そんなの・・・僕・・・
 彼らの命を奪ったのは君だ!君の愚かな振る舞いだ!自分は違う、自分には関係ない。違う世界の出来事だ。そういう現実から目を背ける行為が、無自覚な悪意となり、このような結果を招く!
 僕は・・・そんなつもりじゃ・・・
 その場へ座り込み泣き出す沙慈。そこへ刹那が現れる。サーシェスの役目は空爆だけで、アルマークの狙いは、SB、カタロン双方に疑念を抱かせ、更なる戦いへと導くことにあったと見るべきか。
 ティエリア。
 刹那。
 どういうことだ。あれは?
 アローズの仕業だ。そしてその原因は彼にある。
 沙慈クロスロード。

 アザディスタンへは戻らなかったの?
 シーリン・・・アザディスタンが、私たちの故国が・・・
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